登録販売者は実務経験なしだと仕事がないはウソ!未経験でも採用されるための3つのコツ

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実務経験がないと登録販売者の仕事って見つからないのかな?入社後に実務経験を積みたくて頑張って資格を取ったけど、実務経験者優遇とかって求人も多いし…。未経験でも採用されやすい職場とかコツとかあったら知りたいな。

こんなお悩みを解決します!

この記事の内容
  • 登録販売者が実務経験なしで採用されるための3つのコツ
  • 実務経験なしの登録販売者が採用されやすい職場の特徴3つ
  • 登録販売者が実務経験なしで働くときの心構えと注意点
  • 実務経験なしの登録販売者についてよくある質問

未経験者歓迎の求人に応募したのに不採用になったり、良さそうな求人を見つけたのに「経験者歓迎」と書かれていたり、うまくいかないと焦ってしまいますよね…。

でも、大丈夫です!

あおい

資格さえ持っていなかった”30歳未経験”の私でも、ドラッグストアに入社できました!今は資格を取って登録販売者として働いています。

この記事を読むと、未経験の登録販売者がスムーズに採用されるためのコツがわかりますよ。

どんな求人を狙えばいいのか、応募時にどうアピールすればいいのか、採用されやすい職場の特徴まで今すぐ役立つ情報をお伝えします。

「せっかく取った資格をムダにしたくない」「早く登録販売者として働きたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

登録販売者が実務経験なしで採用されるための3つのコツ

実務経験なしで採用されるコツは次の3つです。

  • 経験不問、資格取得者歓迎の求人を探す
  • 仕事への意欲や今後のキャリアプランをアピールする
  • 希望条件を細かく提示しすぎない

私の体験談をもとに1つずつ解説していきますね。

経験不問、資格取得者歓迎の求人を探す

まず大前提として、未経験の場合は「経験不問」「資格取得者歓迎」の求人を探しましょう。

経験者歓迎の求人に応募しても構わないのですが、経験者と競争することになるため、どうしても不採用になる可能性が高くなってしまいます。

資格を持っていない方は、面接時に「資格を取得して登録販売者として働きたい!」という意欲を伝えましょう。

特に、人手不足が続いているドラッグストアやホームセンターなどの小売業界がおすすめです!

仕事への意欲や今後のキャリアプランをアピールする

仕事への意欲やキャリアアップの目標をアピールし、長く勤める意思があることをしっかりアピールしましょう。

なぜかというと、企業は人材の定着を求めていて、できるだけ長く働いてくれる人を採用したいと考えているからです。

たとえばあなたがドラッグストアの採用担当だったとします。

  • 登録販売者として働きたいという意欲がなく、短期間で辞めてしまう人
  • 登録販売者の資格を活かして長期間働きたいという意欲のある人

上記の2人だったら、あなたはどちらの人を採用しますか?

おそらく後者ではないでしょうか?

企業にとって長く働く人材は貴重な戦力です。

そのため、面接や履歴書で「今後のキャリアプラン」をしっかり語り、長期的に働く意欲を伝えることが、採用される大きなポイントになります。

面接で正社員を目指していることを伝えるのもアリ

将来正社員で働きたい!という人は、面接時にキャリアプランとして伝えるのがおすすめです。

たとえば「登録販売者の資格を活かし、将来的には店舗管理者を目指してキャリアアップしたいと考えています。そのため、貴社で経験を積みながら、長期的に貢献していきたいです。」

といったように具体的なキャリアプランを伝えましょう。

そうすることで、採用担当者に「この人は将来的に会社の役に立つ」と思ってもらいやすくなります。

希望条件を細かく提示しすぎない

たとえば次のような希望条件はできるだけ避けましょう。

  • 土日祝は休みたい
  • 残業は絶対にできない
  • 決まった時間しか働けない
あおい

これは実際に私が未経験者の面接に立ち会ったときに、不採用になった人が希望していた条件の一部です。

具体的には次のような内容でした。

親の介護があるから土日祝は休みたい→小売業は土日祝が忙しいので不採用

残業は絶対にできない→ごくまれに30分~1時間30分の残業があることを伝えたが断られたため不採用

決まった時間しか働けない→急な欠勤が出たときのフォローができないため不採用

シフトが限定されるような条件は特に不採用になりやすい傾向にあったので、これだけは…!というどうしても必須な条件だけを伝えるようにしましょう。

実務経験なしの登録販売者が採用されやすい職場の特徴3つ

採用されやすい職場の特徴は次の3つです。

  • 新規オープンの店舗
  • ドラッグストアやホームセンターなどの小売業
  • 夜間営業のドラッグストア

新規オープンの店舗

新規オープンの店舗はオープニングスタッフとしてたくさんの人員を確保するため、登録販売者の資格があってもなくても比較的採用されやすいです。

競争率は高いですが、長期で働きたいことや資格を持っている(もしくは入社後に取りたい)、たくさん働きたいなど前向きなアピールをするのがおすすめ。

あおい

私も新規オープンの店舗で採用されました!
当時は資格なしの業界未経験だったのですが、将来は資格を取りたい、できれば長時間働きたいなど、働く意欲を話したのが良かったのかもしれません。

ドラッグストアやホームセンターなどの小売業

未経験の場合、まずはドラッグストアやホームセンターで働いて実務経験を積むのがおすすめです。

「薬局や病院で働きたい!」という方もいるかもしれませんが、薬局は競争率も高いので経験がないとなかなか難しいです。

最初にも少し触れましたが、ドラッグストアやホームセンターなどの小売業は人材不足が続いているので未経験でも採用されやすい傾向にあります。

あおい

大手のドラッグストアは各時間帯にベテランパートさんがいることが多く、困ったときにサポートしてくれるのでおすすめですよ。

夜間営業のドラッグストア

都心に多いのかなと思うのですが、夜間営業のドラッグストアは特に登録販売者のシフト確保が難しいため、未経験者でも採用されやすい傾向にあります。

日中に比べて時給が高いのもメリットのひとつです。

ただ1つ注意してほしいのが、夜間は従業員も少なくフォローしてくれる人が少ないということ。

日中と客層も違うため、夜間の仕事経験のある方に特におすすめです。

登録販売者が実務経験なしで働くときの心構えと注意点

入社後のギャップに苦しまないためにも、次の2つを覚えておきましょう。

  • 長い研修期間から始まり、医薬品の勉強はずっと続く
  • 小売業は医薬品の接客”以外”の仕事が7~8割

長い研修期間から始まり、医薬品の勉強もずっと続く

未経験の登録販売者として入社すると、まずは正規の登録販売者になるために実務経験を積まなければいけません。

実務経験が必要な期間は、厚生労働省によって定められています。

ここで実務経験について説明すると長くなってしまうので、詳しくは別記事にて解説しますね。

そして、正規の登録販売者になったとしても、自主的に勉強をし続ける必要があります。

なぜかというと、お客様に合った医薬品を提案するために自分自身が知識を身につけないといけないからです。

あおい

勉強は大変ですが、その分接客にも力が入るはず!

やりがいもありますので、まずは実務経験を積んで正規の登録販売者を目指しましょう。

小売業の登録販売者は医薬品の接客”以外”の仕事が7~8割

小売業の仕事は医薬品の接客をするだけではなく、その他の仕事が大半を占めます。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

たとえば私が勤務するドラッグストアの場合、勤務時間を100%とすると医薬品に関わる仕事は10~20%くらいです。

あとの時間はレジ打ちや売り場づくり、品出しなどの店舗業務を行っています。

医薬品の接客がしたくて入社したのに、思っていた仕事と全然違う…とならないためにも、医薬品の接客以外の仕事が多いことを覚悟しておきましょう…!

実務経験なしの登録販売者についてよくある質問

 ここでは実務経験なしの登録販売者についてよくある質問に3つお答えしていきます。

実務経験を積んだら病院でも働ける?

登録販売者の資格を活かして働くことはできません。

登録販売者はあくまでも「一般用医薬品のなかの第二類、第三類医薬品を販売できる資格」のため、病院で処方される医療用医薬品は薬剤師でなければ処方できません。

病院で働きたい人は、登録販売者ではなく医療事務や薬剤師補助などの仕事を探すのがおすすめです。

登録販売者として働かないと資格は失効する?

一度登録販売者試験に合格したら資格は失効しません。

ただし研修期間や継続的研修などの条件を満たさなければ正規の登録販売者にはなれません。

資格を活かしたいのであれば、できるだけ早く仕事を探して実務経験を積みましょう。

月80時間未満や扶養内勤務の出勤でも実務経験にカウントされるの?

カウントされます。

2023年4月からの法改正によって、”月80時間以上の勤務”という条件がなくなったため、扶養内勤務でも実務経験を積むことができます。

登録販売者は実務経験なしでも仕事は十分ある

今回の内容のまとめです。

内容のまとめ
  • 実務経験なしで採用されるためのコツ
    • 経験不問、資格取得者歓迎の求人を探す
    • 仕事への意欲や今後のキャリアプランをアピールする
    • 希望条件を細かく提示しすぎない
  • 実務経験なしの登録販売者が採用されやすい職場の特徴
    • 新規オープンの店舗
    • ドラッグストアやホームセンターなどの小売業
    • 夜間営業のドラッグストア
  • 登録販売者が実務経験なしで働くときの心構えと注意点
    • 長い研修期間から始まり、医薬品の勉強もずっと続く
    • 小売業の登録販売者は医薬品の接客”以外”の仕事が7~8割

実務経験なしでも登録販売者の求人はたくさんありますし、コツコツと経験を積むことで、正規の登録販売者としてキャリアアップする道も開けます。

登録販売者の職場はドラッグストアやホームセンター、薬局など幅広い選択肢があるため、自分に合った環境を見つけやすいですよ。

「未経験だから仕事見つからないかも…」と不安に思うかもしれませんが、今動き出せば、半年後・1年後には大きく状況が変わっているはずです。

勇気を出して、あなたもぜひ登録販売者への一歩を踏み出してみませんか?

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