
登録販売者の仕事って、ぶっちゃけどうなんだろう?
実際に働いている人のリアルな感想が聞きたいな。
こんな疑問を解決します。
- 登録販売者になってから仕事内容は変わったのか
- 登録販売者になってからの給料、シフト
- 登録販売者になって大変だなと感じたこと
ドラッグストアで働き始めて7年、登録販売者になってもうすぐ3年。



今回はドラッグストアで働く私のぶっちゃけ話です。
この記事では、主に登録販売者になってから働き方がどう変わったのかをお話していきます。
登録販売者として働きたい方、登録販売者の仕事内容が気になる人はぜひ最後までご覧ください。



1990年生まれ。
完全独学で登録販売者試験に一発合格。
某大手ドラッグストアで、パートとして週4日~働いています。
登録販売者になってからの仕事内容、給料の変化
レジ打ちや品出しなどの仕事内容は変わっていませんが、たまに医薬品コーナーに入るようになりました。
- 医薬品の接客
- 化粧品の接客
- 推売品の紹介
- 医薬品の品出しや在庫確認
ただ、医薬品コーナーに入る機会は多くても月に1~3回くらい。
医薬品の勉強をしても活かせる場面がほとんどありません…。



私の勤務している店舗の登録販売者が多いからかも?人手が足りていない店舗だと、医薬品の接客がメインになるかもしれません。
そして時給は100円アップして、1,200円になりました。(日祝日はさらに100円アップします)



登録販売者の手当がつくようになってからは、毎月の収入が約7,000円アップしました!
1年間で約8万円上がったと考えると大きいですよね。
出勤日数が16~18日でこのくらい上がったので、20日前後勤務する場合などはもっと増えると思います。
2分の1ルール廃止の影響はなし
2023年に2分の1ルールが廃止されましたが、廃止による影響は全くのゼロでした。



むしろ登録販売者の求人は常に出ている状態で、登録販売者不足は相変わらず続いています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
登録販売者って大変だなと感じた3つのこと
登録販売者になってから大変だと感じたのは次の3つです。
- 医薬品コーナーでの接客
- 店長からの推売品推奨の圧
- 常に勉強しないといけない
医薬品コーナーでの接客
医薬品と化粧品の接客が本当に大変だな…と感じています。
医薬品について自分自身が理解できていないとお客様に説明ができないですし、化粧品の勉強もしないといけません。
試験勉強はとにかく”合格するため”に頭に詰め込んだので、「いざ接客!」となると、思い出せない成分が多くて多くて…。



禁忌や副作用、飲み合わせなど、、、頭からすっぽり抜け落ちています…。
接客で分からなかったところは帰ってからテキストを引っ張り出して勉強したり…。
なかには高圧的なお客様もいたりして、精神的疲労も大きいです。
店長からの推売品推奨の圧によるストレス
ドラッグストアには、そのお店でしか買えない推売品(すいばいひん)の化粧品や医薬品、健康食品があります。



いくら接客ができても、推売品の紹介をしているか、そして推売品を売れるか売れないかで上司からの評価が全然違うのが現状です。
推売品も紹介できるときはしますが、基本的に推売品は高いので、こんなペーペー🐤な私の接客では買ってもらえません。
でも、事あるごとに店長から



推売品はどう?売れてる?接客できた?
とか聞かれるので本当にストレスが溜まります…。
常に勉強し続けないといけない
登録販売者試験は合格して終わりではなくて、むしろ合格してからが本当のスタート。



薬機法もどんどん改定されるし、お客様の悩みも人それぞれだし、試験勉強のときとは違った勉強が必要だなと感じています。
仕事が終わってから勉強するのは正直大変ですし、試験勉強のとき以上に勉強し続ける大変さ、というのを痛感しています。
登録販売者の仕事はぶっちゃけ大変だけど、やりがいがある
今回のまとめです。
- 仕事内容の変化…医薬品コーナーにたまに入るように
- 時給の変化…100円アップ。手取りが1か月あたり約7,000円増えた
- 登録販売者って大変だなと感じたこと
- 医薬品コーナーでの接客
- 店長からの推売品推奨の圧によるストレス
- 常に勉強し続けないといけない
化粧品をおすすめしたり、お店の推売品を紹介して売り上げに繋げたり、正直プレッシャーを感じることもたくさんあります。
とはいえ、自然と医薬品や化粧品に詳しくなれますし、お客様から”ありがとう”と言われたときはやっぱり嬉しいです。
大変なぶんやりがいもある仕事ですので、「登録販売者試験を受けようかな~」と迷っている方は是非この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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